The Japanese Association for the Study of Popular Music

第33回JASPM年次大会の開催と発表募集について

【ご挨拶】

JASPM第33回大会は、2021年12月4日(土)、5日 (日)に開催いたします。昨年に引き続き、オンラインでの開催となります。

 

昨年来のCOVID-19パンデミックは、社会生活やこの世界そのものに多大なる影響を与え、私たちは未だとまどいの只中にいます。私たちの研究対象である音楽も例外ではなく、音楽との関係性や研究活動のあり方に困惑している人も少なくないのではないでしょうか。

 

私にとって昨今の状況は、自身の研究活動を振り返る契機になりました。そして、音楽と学術と社会を仲立ちすることの重要性を、以前にも増してひしひしと感じています。

 

私たちにとって音楽は不要不急ではありません。だからこそ、研究を続けなくてはならないし、JASPMというコミュニティがあることを嬉しく思います。またオンラインとはいえ、皆さまが集まれる場に携われることを光栄に思います。

 

ポピュラー音楽研究の歩みを止めることなく、むしろ加速させる。本大会は例年とは異なるスケジュールで進行しておりますが、そういった思いを胸に実行委員一同スピード感を持って、着々と準備を進めています。

 

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

 

永井純一(関西国際大学)

 

 

【発表募集】

 

研究活動担当理事・輪島裕介

 

2021年度の大会での個人発表、ワークショップの募集をいたします。発表申込書(個人発表用とワークショップ用のそれぞれのワードファイルがあります)をダウンロードし、必要事項を記載して、下記メールアドレスまで添付ファイルにて送信してください。なお郵送等による申込を希望される方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。申込締切(10月31日)後に研究活動委員会が申込内容を吟味したうえで、発表についてのお知らせを個別に連絡いたします。

なお、今回はオンライン開催ですが、これまでの対面での発表と同様に、引用の要件を満たす限りでの音源や映像の使用は可能です。

 

■申込書類

・個人発表用申込書 Jaspm33individual

・ワークショップ用申込書 Jaspm33workshop

上記のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項を記載してください。

 

■今大会のプログラムについて

今大会は、12月4日午後に研究発表、5日午前中にワークショップを行う予定です。発表時間の制約がある方は、必ず申込時にその旨明記してください。

 

■発表時間(予定)について

・個人発表: 30分(発表20分+質疑応答10分)

・ワークショップ: 2時間(例年より1時間短くなっていますのでご注意ください)

 

■ワークショップ企画案について

ワークショップでは、一つのテーマをめぐって多角的に提起される問題について、フロアとパネルの間で時間をかけて議論することができます。ご自分の研究フィールドの意義を知らしめる絶好の機会ですので、奮ってお申込ください。

 

ワークショップでは、フロアを交えた議論の時間を必ず40分以上とってください。登壇者は、複数の発表者(問題提起者)と1名の討論者から構成されます。申込時に登壇者全員の名前を記載することを原則とします。なお非会員も問題提起者や討論者になることができますが、謝礼や交通費は支払われません。

 

■申込締切

個人発表・ワークショップとも、2021年10月31日(日)

※11月2日(火)を過ぎても研究活動委員会より受領の連絡がない場合には、速やかに下記の問い合わせ先にご連絡ください。

※現在非会員の方は、入会申込をされたのちに発表申込をしてください。入会申込はリンクを参照してください。https://www.jaspm.jp/?page_id=90

 

■大会での個人研究発表、ワークショップのニュースレターへの報告に関して

大会での個人研究発表、ワークショップは、翌年3月発行予定のニュースレターに報告を書いていただく必要があります。発表の申込をなさる方はご承知おきください。

・締切:2022年1月20日(木)

・分量:個人発表1200字程度・ワークショップ3000字程度

・原稿の提出先:学会ニュースレター担当(nl@jaspm.jp)

・報告内容:

①個人研究発表はご自身の発表の内容と質疑についてまとめてください。

②ワークショップは、問題提起者や討論者以外で報告者を決めていただき、内容と質疑についてまとめてください。報告者が決まりましたら、お手数ですが、お名前と連絡先を、学会ニュースレター担当(nl@jaspm.jp)までお知らせ下さい。

 

■個人発表・ワークショップ申込書送付先・問い合わせ先

研究活動委員会 輪島 裕介

メールアドレス yskwjm_at_let.osaka-u.ac.jp

(_at_をアットマークに変えてご送信ください)

 

 

第32回JASPM年次大会の開催と発表募集について

【ご挨拶】

JASPM第32回大会に向けて―実行委員長ご挨拶—

 

JASPM第32回大会は、2020年12月26日(土)、27日(日)にオンラインで開催することになりました。

 

昨年末より、私たちは目白大学での大会開催に向けて検討を進めてまいりました。東京・新宿区内とは思えないほどの緑豊かなキャンパスで、みなさんにお会いできるのを楽しみにしておりましたが、新型コロナウイルス感染症は収束の目途が立たず、弊学でも遠隔授業を余儀なくされている状況で、大変残念ではありますが、大学でみなさんをお迎えすることは断念せざるを得ませんでした。

 

その代わり今回は、Zoomを使ったオンラインでの年次大会を開催したいと考えております。例年の大会に較べれば規模も小さく、何より年に一度同じ場に集まって語り合う醍醐味には欠けるかも知れません。しかし、こういうときだからこそ研究発表の機会を維持することが何より重要であると、私たちは考えます。そして幸いにも、それを可能にするメディア技術が私たちの周りには存在しています。これらのメディア技術を活用して、できる限りのことをやりたいという思いから、このようなオンライン発表の場を設けることにいたしました。

 

初めての試みで一同手探りではありますが、それでも実行委員一同、一致団結して鋭意準備を進めております。みなさんのご参加を、心からお待ち申し上げております。

 

溝尻真也(目白大学)

 

 

 

【発表募集】

 

研究活動担当理事・輪島裕介

 

本年度の大会での個人発表、ワークショップの募集をいたします。発表申込書(個人発表用とワークショップ用のそれぞれのワードファイルがあります)をダウンロードし、必要事項を記載して、下記メールアドレスまで添付ファイルにて送信してください。なお郵送等による申込を希望される方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。申込締切(10月31日)後に研究活動委員会が申込内容を吟味したうえで、発表についてのお知らせを個別に連絡いたします。
また、今回はオンライン開催のため、著作権に関する制約が例年より厳しくなります。例えば、発表の中で、既存の録音音源やストリーミングサービス上の映像を配信することはできません。このことを予めご理解いただいたうえでお申し込みください。 これまでの対面での発表と同様に、引用の要件を満たす限りでの音源や映像の使用は可能です。

 

■申込書類

・個人発表用申込書 Jaspm32individual

・ワークショップ用申込書 Jaspm32workshop

 

上記のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項を記載してください。

 

■今大会のプログラムについて

今大会は、試行的なオンライン開催のため、詳細なタイムテーブルは現時点では決定しておりません。26日または27日のどちらかしか発表できないという方は、申込時にその旨明記してください。

 

■発表時間(予定)について

・個人発表: 30分(発表20分+質疑応答10分)

・ワークショップ: 2時間(例年より1時間短くなっていますのでご注意ください)

 

■ワークショップ企画案について

ワークショップでは、一つのテーマをめぐって多角的に提起される問題について、フロアとパネルの間で時間をかけて議論することができます。ご自分の研究フィールドの意義を知らしめる絶好の機会ですので、奮ってお申込ください。

 

ワークショップでは、フロアを交えた議論の時間を必ず40分以上とってください。登壇者は、複数の発表者(問題提起者)と1名の討論者から構成されます。申込時に登壇者全員の名前を記載することを原則とします。なお非会員も問題提起者や討論者になることができますが、謝礼や交通費は支払われません。

 

■申込締切

個人発表・ワークショップとも、2020年10月31日(土)

 

※11月2日(月)を過ぎても研究活動委員会より受領の連絡がない場合には、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

※現在非会員の方は、入会申込をされたのちに発表申込をしてください。入会申込はリンクを参照してください。https://www.jaspm.jp/?page_id=90

 

■大会での個人研究発表、ワークショップのニュースレターへの報告に関して

大会での個人研究発表、ワークショップは、翌年3月発行予定のニュースレターに報告を書いていただく必要があります。発表の申込をなさる方はご承知おきください。
・締切:2021年2月12日(金)
・分量:個人発表1200字程度・ワークショップ3000字程度
・原稿の提出先:学会ニュースレター担当(nl@jaspm.jp)
・報告内容:
①個人研究発表はご自身の発表の内容と質疑についてまとめてください。
②ワークショップは、問題提起者や討論者以外で報告者を決めていただき、内容と質疑についてまとめてください。報告者が決まりましたら、お手数ですが、お名前と連絡先を、学会ニュースレター担当(nl@jaspm.jp)までお知らせ下さい。

 

■個人発表・ワークショップ申込書送付先・問い合わせ先

研究活動委員会 輪島 裕介
メールアドレス yskwjm_at_let.osaka-u.ac.jp
(_at_をアットマークに変えてご送信ください)

 

2019年度 第4回 関西地区例会(台風延期後の開催)

2019年度 第4回 関西地区例会

 

先日の台風で延期となっておりました修士論文構想発表会を下記の通り開催いたします。

平日夕方の開催、ならびに直前の告知で大変恐縮ですが、みなさまのご参加をお待ちしております。

 

日時:2019年11月15日(金)17:00~20:00

会場:関西大学 千里山キャンパス 第三学舎 A404教室

 

アクセス:

阪急電鉄千里線・関大前駅下車、階段を上がり関西大学「西門」からエスカレーターを上がる。真正面に見える建物が第三学舎です。

 

アクセスマップ:

http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access_senri.html

キャンパスマップ:

http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/mapsenri.html

 

 

■発表1:

「中国における『限韓令』下のK-POPアイドルファン―インターネットでつながるファンコミュニティー」

邵 倩(ショウセイ)

(関西大学大学院社会学研究科マス・コミュニケーション学専攻博士課程前期課程2年)

 

【要旨】

1990年代初め、日本国内ではポピュラーミュージックに対し「J-POP」という言葉が使われ始めた。その影響を受け、韓国では1990年代中頃から韓国のポピュラーミュージックを指す「K-POP」という言葉が海外向けのプロモーションで使われるようになった。そして、韓国国内のチャートの上位であるK-POPアーティストやアイドルグループは東アジアを中心に近隣諸国に進出していった。現在、K-POPの海外進出はアジアに留まらず欧米にまで拡張している。

中国では2017年から政府より韓国アーティストに対する活動制限がかけられたと見られている。俗に、これは『限韓令』と呼ばれる。しかし、インターネットの発展によって依然として中国国内でのK-POPアイドルのファンは数多く存在している。

本研究では、中国のファンコミュニティーにおいてK-POPアイドルの進出に対してどのようなことが実践されたかを明らかにする。特に『限韓令』の下で「K-POPファン応援ステーション」に集う中国のファンたちの意識とその活動を分析対象とし、中国のK-POPファンコミュニティーの独特な構造を解明する。

 

注:中国のK-POPファン応援ステーション(韓国国内のペンカフェを模したもので、実際存在するカフェではなく、ポータルサイトにあるコミュニティー)が存在する。それらの組織がK-POPアイドルの応援活動をしている。

 

 

■発表2:

「ジャパニーズ・テクノのオリエンタリズム―YMOを中心に―」

阪本 有佳子

(関西大学大学院社会学研究科マス・コミュニケーション学専攻博士課程前期課程2年)

 

【要旨】

これまでに、日本のポピュラー・ミュージシャンの海外における活動の実践は、幾度もなされてきた。それには、いくつかの類型がある。一つは坂本九の『SUKIYAKI』(『上を向いて歩こう』, 1961年)のように、意図せず受容されたもの。一つは、ザ・ピーナッツやピンク・レディーなど、海外での活動を目的として、英詞の楽曲を発表してきたもの。一つは、X JAPANやDIR EN GREYなどのヴィジュアル系バンドのように、言語にこだわらず、メタルの文脈で受容されたもの。そして、イエロー・マジック・オーケストラやきゃりーぱみゅぱみゅのように、意図的にオリエンタリズムを表象したテクノ・ポップがある。

意図的なオリエンタリズム表象を用いず、海外で受容される日本のポピュラー・ミュージシャンもいる中で、海外での日本のポピュラー音楽受容において利用される意図的なオリエンタリズム表象には、どのような重要性があるのか。オリエンタリズム利用の元祖といえるテクノ・ポップ・バンド、イエロー・マジック・オーケストラを事例に、彼らはいかにオリエンタリズムを利用し、それはどのように受容されていたのか、当時の日本国内、そして、海外(アメリカ、ヨーロッパ)の新聞や雑誌記事の分析から考察したい。

 

 

■発表3:

「デイヴ・ブルーべック《ポインツ・オン・ジャズ》分析――模倣,重畳,融合の側面から」

近 祥伍

(大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻 音楽学研究室 博士前期課程2年)

 

【要旨】

デイヴ・ブルーベック(Dave Brubeck 1920-2012)は,アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のジャズ・ピアニスト,作曲家である。彼の業績は主に,デイヴ・ブルーべック・カルテットの楽曲〈テイク・ファイヴ〉の大ヒットや,アメリカ国務省がスポンサーについた「ジャズ大使」として,冷戦下の共産圏や第三世界の人々に芸術音楽としての洗練されたジャズのイメージを広めたことで知られる。

ブルーべックはジャズとクラシック音楽の両分野に精通し作品を残したが,本論ではその中で,2台のピアノのためのバレエ組曲《ポインツ・オン・ジャズ》(1961)に注目し楽曲分析を行う。この作品の最大の特徴は,ブルーべックの作曲技法が集約されていることであり,彼がこれまでに学んできたジャズ,クラシック音楽,そして「ジャズ大使」のツアー中に出会った民俗音楽といった様々な音楽様式が自由に折衷されている。

発表者は,分析に際してこの作品を,⑴クラシック作曲家(J.S.バッハ,ショパン,ミヨー)の様式の「模倣」,⑵旋律,リズム,調性を垂直に重ねる「重畳(ちょうじょう)」,⑶様々なジャンルの音楽語法の「融合」という3つの側面から彼の創作の源泉に迫り,ブルーべック作品の特質にポストモダン性という新たな観点を加える。

 

 

例会終了後、懇親会を予定しています。

 

お問い合わせ([at]を@に変えてご送信ください)

柴台弘毅(関西例会担当研究活動委員) kouki.layra[at]gmail.com

輪島裕介(研究活動担当理事) yskwjm[at]gmail.com

 

 

第31回JASPM年次大会の開催と発表募集について

【ご挨拶】

大会実行委員長 輪島裕介

 

JASPM第31回大会は、2019年12月7日(土)・8日(日)に、大阪大学豊中キャンパスで開催されることになりました。

 

大会のタイムテーブルは、7日(土)午後に個人発表と特別企画の英語セッション、夕方に総会、8日(日)午前にワークショップ、午後にシンポジウムを計画しています。シンポジウムでは、シン・ヒュンジュン氏(韓国)、何東洪氏(台湾)、ケヴィン・フェレス氏(アメリカ)ほかをお迎えして、近年勃興しつつあるインターアジア及びアジア系アメリカのポピュラー音楽研究との関連のなかで、日本のポピュラー音楽とその研究を位置づける企画を考えています。昨年の30回大会での歴史的な総括を承けて、初心に立ち返りつつ、次の時代を展望することを目指すものです。奇しくも、2021年の国際ポピュラー音楽学会は韓国・大邱で開催されることが決定しました。1997年の金沢大会に続くアジアで2度目のIASPM大会に向けて、国際的・学際的な研究をすすめる好機となればと願っています。

 

現在のアジア(系)ポピュラー音楽研究の熱気を体感し、そこに参加する最初のステップとして、7日午後の個人発表と並行して、3分間の英語発表を行うセッションを企画しています。研究キャリアや言語運用能力にかかわらず、奮ってご参加ください。

 

大阪は古代以来、アジア大陸への窓口でしたが、一方で、日本近代における民間主導の都市開発の先駆でもありました。大阪北郊に位置する大阪大学豊中キャンパス(元旧制浪速高校)は、20世紀初頭の私鉄沿線開発のなかで風光明媚な郊外型学園として作られた場所です。そのため、阪急梅田駅(大阪駅)から約20分、伊丹空港からもモノレールで約5分とアクセスしやすく、また自然豊かな立地です。

 

12月に大阪大学で皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

 

【発表募集】

研究活動担当理事・輪島裕介

 

本年度の大会での個人発表(12月7日午後)、ワークショップ(12月8日午前)の募集をいたします。発表申込書(個人発表用とワークショップ用のそれぞれのワードファイルがあります)をダウンロードし、必要事項を記載して、下記メールアドレスまで添付ファイルにて送信してください。なお郵送等による申込を希望される方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。申込締切(7月31日)後に研究活動委員会が申込内容を吟味したうえで、発表についてのお知らせを個別に連絡いたします。

また、特別企画として、12月7日午後に、3分間の英語ショート発表を行います。こちらは特に締切を設けず随時申込みを受付けます。個人発表と重ねての応募も可能です。ご希望の方はお名前・所属と発表題目のみをメールでお知らせください。

 

■申込書類

・個人発表用申込書 Jaspm31individual

・ワークショップ用申込書 Jaspm31workshop

上記のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項を記載してください。

 

■今大会のプログラムについて

今大会は、第一日(12月7日)午後に個人発表と英語ショート発表、第二日(12月8日)午前にワークショップ、同日の午後にシンポジウムという順でプログラムを組んでおります。個人発表をする会員が、同日の懇親会で参加者と交流を深められるよう意図したものです。個人発表とワークショップの申込にあたっては、日程にご留意ください。個人発表と英語ショート発表は重ねて応募していただけます。

 

■発表時間(予定)について

・個人発表: 30分(発表20分+質疑応答10分)

・ワークショップ: 3時間

 

■ワークショップ企画案について

ワークショップでは、一つのテーマをめぐって多角的に提起される問題について、フロアとパネルの間で時間をかけて議論することができます。ご自分の研究フィールドの意義を知らしめる絶好の機会ですので、奮ってお申込ください。

 

パネルは通常、3名ほどの発表者(問題提起者)と1名の討論者から構成されます。申込時に全員の名前を記載することを原則とします。申込時に討論者についてやむを得ず未定であるという場合は、申込採択となれば、人選について研究活動委員会より相談させていただきます。なお非会員も問題提起者や討論者になることができますが、謝礼や交通費は支払われません。

 

■申込締切

個人発表・ワークショップとも、2019年7月31日(水)

 

※8月3日(土)を過ぎても研究活動委員会より受領の連絡がない場合には、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

※現在非会員の方は、入会申込をされたのちに発表申込をしてください。入会申込はリンクを参照してください。https://www.jaspm.jp/?page_id=90

 

■特別企画 JASPM31 英語ショート発表企画

・目的:

– JASPM会員の国際会議発表にむけた最初の一歩をつくる。

– なおIAPSM(インターアジアポピュラー音楽研究グループ)2020年大会応募締め切りは12月末

– ブロークン・イングリッシュでの議論に親しみ、楽しむ

– 非日本語話者ゲストとの交流

・使用言語:英語

・エントリー:英語のタイトルのみ。随時受付

・形式:

– トーク3分(音源再生こみ、時間厳守)+ディスカッション3分

– 250〜350ワードを目安に英語原稿を作成する(必須)

– トーク内容にあわせた音源を1曲だけ再生する(必須)

– スライドを使用する場合は3枚以内にまとめる

 

■大会での個人研究発表、ワークショップのニュースレターへの報告に関して

大会での個人研究発表、ワークショップは、翌年3月発行予定のニュースレターに報告を書いていただく必要があります。発表の申込をなさる方はご承知おきください。

・締切:2020年2月7日(金)

・分量:3000字程度

・原稿の提出先:学会ニュースレター担当(nl@jaspm.jp)

・報告内容:

①個人研究発表はご自身の発表の内容と質疑についてまとめてください。

②ワークショップは、問題提起者や討論者以外で報告者を決めていただき、内容と質疑についてまとめてください。報告者が決まりましたら、お手数ですが、お名前と連絡先を、学会ニュースレター担当(nl@jaspm.jp)までお知らせ下さい。

 

■個人発表・ワークショップ申込書送付先・問い合わせ先

研究活動委員会 輪島 裕介

メールアドレス yskwjm_at_let.osaka-u.ac.jp(_at_をアットマークに変えてご送信ください)

 

 

 

 

以 上

2018年度第3回関東地区例会(台風延期後の開催)

2018年度 第3回 関東地区例会

 

台風のため延期となっていた第3回関東地区例会(修士論文の構想発表会)につきまして、下記の通り、開催することが決定いたしました。
みなさまのご参加をお待ちしております。

 

日時:2018年10月13日(土)14:00~17:00
会場:大東文化大学板橋キャンパス3号館3階「3-0307教室」
*東武練馬駅北口下車、無料スクールバスで約7分(スクールバス乗り場まで徒歩5分)
*都営三田線西台駅西口下車徒歩9分
アクセスマップ http://www.daito.ac.jp/access/file/file_itabashi_map.pdf

 

発表1:日本のポピュラー音楽におけるジャンルの生成と変容に関する社会学的考察―70年代のフォーク、ニューミュージックを中心として―
平川裕司(佛教大学大学院社会学研究科)
研究概要

 

発表2:本土復帰前後の沖縄におけるロック受容とその展開―Aサインクラブと基地内クラブとその周辺を対象に―
澤田聖也(東京藝術大学大学院音楽研究科)
研究概要

 

発表3:戦後日本における「ジャズ・フェスティバル」の受容と定着過程
加藤夢生(東京藝術大学大学院音楽研究科)
研究概要

 

例会終了後、懇親会を予定しています。
ぜひご参加ください。

 

お問い合わせ([at]を@に変えてご送信ください)
周東美材(関東例会担当研究活動委員) shuutou.yoshiki[at]gmail.com
井上貴子(研究活動担当理事) fwgd0462[at]mb.infoweb.ne.jp

 

第30回JASPM年次大会の開催と発表募集について

【ご挨拶】

大会実行委員長・大和田俊之

JASPM第30回大会は、2018年11月24日(土)・25日(日)に、慶應義塾大学日吉キャンパスで開催されることになりました。

大会のタイムテーブルは、近年のJASPM大会(昨年度を除く)に倣い、24日(土)午後に個人発表と総会、25日(日)午前にワークショップ、午後にシンポジウムを計画しています。

周知の通り、慶應義塾大学日吉キャンパスが位置する横浜は、明治以来、日本の「洋楽」受容の中心的な役割を果たしてきた場所です。中でも慶應義塾は、ワグネル・ソサィエティー(1901年創設)、マンドリンクラブ(1910年創設)、さらにライトミュージックソサイェティ(1946年創設)など、大学における海外音楽文化の輸入に大きな役割を果たしてきました。今回は記念すべき第30回大会ということもあり、日本のポピュラー音楽の受容と学会の歴史を同時に振り返る機会になるよう、シンポジウムなどを検討したいと考えています。

慶應義塾大学日吉キャンパスは、東京都区内の主要ターミナル駅及び横浜駅から電車で約20分、しかもキャンパスは駅の目の前とアクセスしやすい立地です。また、羽田空港からも比較的来やすいので、皆さんのお越しをお待ちしております。

11月に慶應義塾大学で皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

 

【発表募集】

研究活動担当理事・井上貴子

本年度の大会での個人発表(11月24日午後)とワークショップ(11月25日午前)の募集をいたします。発表申込書(個人発表用とワークショップ用のそれぞれのワードファイルがあります)をダウンロードし、必要事項を記載して、下記メールアドレスまで添付ファイルにて送信してください。なお郵送等による申込を希望される方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。申込締切(7月31日)後に研究活動委員会が申込内容を吟味したうえで、発表についてのお知らせを個別に連絡いたします。

 

■申込書類

・個人発表用申込書Jaspm30individual

・ワークショップ用申込書Jaspm30workshop

上記のリンクから申込書をダウンロードし、必要事項を記載してください。

 

■今大会のプログラムについて

今大会は、第一日(11月24日)午後に個人発表、第二日(11月25日)午前にワークショップ、同日の午後にシンポジウムという順でプログラムを組んでおります。個人発表をする若手会員が、同日の懇親会で参加者と交流を深められるよう意図したものです。個人発表とワークショップの申込にあたっては、日程にご留意ください。

 

■発表時間(予定)について

・個人発表: 30分(発表20分+質疑応答10分)

・ワークショップ: 3時間

 

■ワークショップ企画案について

ワークショップでは、一つのテーマをめぐって多角的に提起される問題について、フロアとパネルの間で時間をかけて議論することができます。ご自分の研究フィールドの意義を知らしめる絶好の機会ですので、奮ってお申込ください。

パネルは通常、3名ほどの発表者(問題提起者)と1名の討論者から構成されます。申込時に全員の名前を記載することを原則とします。申込時に討論者についてやむを得ず未定であるという場合は、申込採択となれば、人選について研究活動委員会より相談させていただきます。なお非会員も問題提起者や討論者になることができますが、謝礼や交通費は支払われません。

 

■申込締切

個人発表・ワークショップとも、2018年7月31日(火)

※8月3日(水)を過ぎても研究活動委員会より受領の連絡がない場合には、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

※現在非会員の方は、入会申込をされたのちに発表申込をしてください。入会申込はリンクを参照してください。https://www.jaspm.jp/?page_id=90

 

■大会での個人研究発表、ワークショップのニュースレターへの報告に関して

大会での個人研究発表、ワークショップは、翌年3月発行予定のニュースレターに報告を書いていただく必要があります。発表の申込をなさる方はご承知おきください。

・締切:2019年2月8日(金)

・分量:3000字程度

・原稿の提出先:学会ニュースレター担当(nl@jaspm.jp)

・報告内容:

①個人研究発表はご自身の発表の内容と質疑についてまとめてください。

②ワークショップは、問題提起者や討論者以外で報告者を決めていただき、内容と質疑についてまとめてください。報告者が決まりましたら、お手数ですが、お名前と連絡先を、学会ニュースレター担当(nl@jaspm.jp)までお知らせ下さい。

 

■個人発表・ワークショップ申込書送付先・問い合わせ先

研究活動委員会 井上貴子

メールアドレス itakako_at_ic.daito.ac.jp(_at_をアットマークに変えてご送信ください)

電話0493-31-1503(内線6559)/ファクス0493-31-1524

 

以 上

2015年度 第3回 関西地区例会(特別例会)開催のお知らせ

(日本音楽学会西日本支部第28回(通算379回)例会と合同例会)

 

日本音楽学会と合同で特別例会を開催します。みなさまのご参加をお待ちしています。

 

日時:10月3日(土)15:00〜17:30
場所:京都精華大学ポピュラーカルチャー学部 友愛館Y-005
 

 1.(研究発表)白石知雄「大栗裕の採譜の実際 – 「大栗文庫」所蔵資料の2015年度再調査報告を中心に」
 

発表者は、船場島之内出身の作曲家、大栗裕(1918-1982)の自筆譜等を集約した大阪音楽大学付属図書館大栗文庫の移転(移転先は近日発表予定)に先立ち、準備作業として本年4月から所蔵資料を再調査する機会を得た。この発表では、新たに発見された管弦楽のための組曲「雲水讃」(昭和36(1961)年文部省芸術祭参加作品)の草稿(京都吉祥院六斎念仏の録音を採譜した楽譜帳)の概要を紹介し、没後「大阪のバルトーク」と喧伝されることすらあったこの作曲家の民俗的な素材の取り扱いの実態と、その意義を批判的に考察する。
「雲水讃」(初演稿全3楽章の第1、3楽章、改訂稿全2楽章の第2楽章)は、吉祥院天満宮大祭(毎年8月25日)の芸能を、おそらく委嘱元である朝日放送の協力を得てオープンリールテープに収録して、その音源を採譜した素材にもとづいて作曲されている。発表者の調査では、大栗裕がバルトークに擬せられる発端、遠因はこの作品であった可能性が高い。
しかし各種資料を照合すると、録音の取り扱いにはいくつかの不備が認められる。
日本の伝統芸能に立脚した創作を主張する武智鉄二(1955年の歌劇「赤い陣羽織」の演出家)の感化、1956年の「大阪俗謡による幻想曲」の成功を受けた続編的な新作への期待、ラテン音楽(ニューリズム)の流行に煽られて「和製サンバ」と評された京都の六斎念仏への注目度など、このような作品が書かれねばならない外的条件が整い、いわば外堀が埋められた状況で、作曲者は半ば意識的、半ば無意識的に課題をやり過ごし、身を翻したように見える。
 新技術(テープ録音)が投入された晴れがましい企画を曖昧に切り抜ける態度は、作品の欠陥、当事者の能力不足を疑わざるを得ないが、難局に直面した売れっ子ならでは図太さ、しぶとさが、創作を次の段階へ推し進める。本作以後、大栗裕に自ら取材・録音した音源を用いた作例はない。発表者はこの作品を、失敗することに成功した作曲者の転回点と位置づける。

 

 2.(話題提供)安田昌弘「音楽と場所」

 

 特定の場所と結びつけて語られる音楽は多いが、その結びつき方は一様ではない。ある場合にはそれは、音楽的要素によって説明されるが(例えば特定の音色や音階、韻律が特定の場所と結び付けられる)、他の場合では社会的/文化的背景によって説明される(そこでは音楽は、特定の時代・場所における政治的・経済的・文化的状況の表現とされる)。このようにして考えると、音楽と場所を結びつける根拠は一貫性を欠き、場合によっては恣意的にさえみえる。それにもかかわらず、我々は音楽と場所を結びつけることをやめようとしない。それはなぜか? 本発表では、主にデヴィッド・ハーヴェイの空間分類とその間の相互介入という議論を参照し、音楽と場所の結びつきについて改めて検討する。

 なお、12月に京都精華大で開催される日本ポピュラー音楽学会全国大会では、京都という具体的な場所を対象とし、「音楽と場所」について多面的に検討するシンポジウムを開催する。本報告はその予告として位置付けられる。

 

※例会終了後、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の録音スタジオ「Magi Sound Studio」の見学会を行います。

 

お問い合わせ([at]を@に変えてご送信ください)
 太田健二(関西例会担当研究活動委員) otakenji[at]shitennoji.ac.jp
 粟谷佳司(研究活動担当理事) awatani[at]gmail.com

 

2012年第4回関西地区例会

細川周平(編著)『民謡からみた世界音楽 うたの地脈を探る』の合評会を下記の通り開催します。

日時:10月13日(土曜)14時30分~17時30分
会場:関西学院大学 大阪梅田キャンパス 14階1404号室
(大阪市北区茶屋町19-19アプローズタワー14階 受付TEL:06-6485-5611)
アクセス:阪急「梅田駅」茶屋町口改札口から北へ徒歩5分。JR「大阪駅」御堂筋出口から徒歩10分。地下鉄御堂筋線「梅田駅」から徒歩7分。「中津駅」から徒歩4分。
地図:http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html

2012年3月にミネルヴァ書房から『民謡からみた世界音楽 うたの地脈を探る』が刊行されました。JASPMからは、細川周平会員(国際日本文化研究センター)が編著者を務めている他、多数の会員が執筆しています。ポピュラー音楽研究にとって豊かな論点を含んだこの書をめぐり、合評会を催します。評者には、鈴木慎一郎(関西学院大学)・粟谷佳司(立命館大学)の両会員を予定しています。編著者の細川会員と、執筆者の輪島裕介(大阪大学)・長尾洋子(和光大学)の両会員も出席し、議論に加わる予定です。

なお、当日は会場で『民謡からみた世界音楽』が特別価格(定価6,000円→4,500円)で頒布されます(数に限りがあります)。

問い合わせ先:安田昌弘(研究活動担当理事)
yasuda_at_kyoto-seika.ac.jp (_at_をアットマークに変えてご送信ください)