The Japanese Association for the Study of Popular Music

2014年度第1回関東地区例会

2014年 第1回関東地区例会

関東地区で、修士論文・卒業論文発表会を下記の通り開催します。
みなさまのご参加を心よりお待ちいたしております。

 
日時:3月30日(日) 15:00〜18:00
会場:立教大学池袋キャンパス 本館(1号館)1204教室
(池袋駅西口より徒歩約7分。正門を入って真正面、時計台のある建物の2階)
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/

 
発表1
「アニソンクラブイベント研究 〜交差するオタク系文化とクラブカルチャ〜」
浅野裕貴(東京藝術大学音楽学部 音楽環境創造科4年)
概要:
アニソンクラブイベントとは、DJがアニメソングを中心とした楽曲をかけるクラブイベントである。本研究では、アニソンクラブイベントを対象とし、オタク系文化とクラブカルチャーの交わりについて論じる。フィールドワークやインタビュー調査などを踏まえ、相反するものとされてきていた両者の結びつきをアニソンクラブイベントの歴史的変遷を紐解きながら明らかにする。

 
発表2
「電子楽器のUIデザインとユーザー理解 ~ユーザーの内在的理解によるUXの向上〜」
増田健人(東京工科大学大学院 バイオ情報・メディア研究科 メディアサイエンス専攻 修士課程2年)
概要:
近年、音を電子情報として扱うことで電子楽器は自由なインターフェースをデザインすることが出来るようになった。新たなインターフェースをデザインする場合、ユーザーのインターフェースに対する慣れなど、技能と環境との文脈を理解することが重要である。ユーザーの理解という点ではインタラクション・デザインなどユーザーを巻き込んだインタラクションな開発も行われているが、そういったデザインを行ったにも関わらず、失敗するものと成功する製品が存在する。そこで本研究では、普及に成功した製品と失敗した製品におけるUIのデザイン手法・ユーザー理解に対するアプローチにどのような相違があるのか、両者を、比較を通じて問題点を検証し、それを元に実際にUIのモデルを制作する。

 
終了後、池袋近辺で懇親会を予定しています。こちらも奮ってご参加ください。

 
お問い合わせ
溝尻真也(関東例会担当委員)
toncotsu_at_hotmail.com(_at_をアットマークに変えてご送信ください)
鈴木慎一郎(研究活動担当理事)
ssdeya_at_kwansei.ac.jp(_at_をアットマークに変えてご送信ください)