The Japanese Association for the Study of Popular Music

ポピュラー音楽研究Vol.26

論文

アニメソングはいかにして「子ども向け」でなくなったか――1978年から2000年までのアニメ雑誌投稿欄における論争の主題/高艸賢

How Japanese Anime Songs Ceased Being “for Children”:Topics of Debate in the Correspondence Column of Anime Magazines between 1978 and 2000 / TAKAKUSA, Ken

Twitterでのファンコミュニケーションが生む大森靖子のアーティスト実践/吉川昌孝

Seiko Omori’s Artist Practice Generated by Fan Communication on Twitter / YOSHIKAWA, Masataka

フォークゲリラと歌う声――身体のコントロールによる政治/星川彩

Folk Guerrillas and Singing Voices:Plitics through Body Control / HOSHIKAWA, Aya

ポピュラー音楽における編曲のメディア性/関慎太朗

The Arrangement as a Medium of Japanese Popular Music / SEKI, Shintaro

「リバイバル・ブーム」考――昭和30年代の音楽シーンに着目して/張佳能

A Study on the “Revival Boom”:Focusing on the Music Scene of Showa 30’s / ZHANG, Canon

書評

野澤豊一・川瀬慈(編著)『音楽の未明からの思考――ミューッキングを超えて』/佐藤良明

細川周平(編著)『音楽と耳から考える――歴史・身体・テクノロジー』/平石貴士

南田勝也・木島由晶・永井純一・平石貴士『コロナ禍のライブをめぐる調査レポート――JASPM COVID-19 research projects 2020-2021』[聴衆・観客編]/谷奥孝司

島添貴美子『民謡とは何か?』/福岡正太

周東美材『「未熟さ」の系譜――宝塚からジャニーズまで』/宮本直美

生井達也『ライブハウスの人類学――音楽を介して「生きられる場」を築くこと』/宮入恭平

大和田俊之『アメリカ音楽の新しい地図』/永冨真梨

大会報告(2021年第33回大会、オンライン開催)

プログラム

シンポジウム報告

音楽ライブの公共性/永井純一

ワークショップ報告

A COVID-19と文化研究――その可能性と限界/宮入恭平

B レオ・チン『反日』から考える戦後東アジア大衆音楽の諸相/輪島裕介

研究例会記録(2021年)

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