2017年度第2回関西地区例会(特別例会)
京都精華大学ポピュラーカルチャー学部と共催で、2017年度第2回関西地区例会を下記の通り、開催いたします。
皆さまのご来場をお待ち申し上げております。
アンソニー・ムーア「無限ノ響キヲ返照スル」(翻訳付レクチャー)
音と思想と技術の歴史について詩のように語られ、翻訳された日本語が同時に読まれます。
日時:10月29日(日) 開場17:30 開演18:00 無料(予約不要)
会場:京都精華大学友愛館地下1階M005教室
アクセス:JR「京都」駅、阪急「烏丸」駅から地下鉄に乗り換え「国際会館」駅下車、3番出口よりスクールバスで約10分。または京阪「出町柳」駅から叡山電鉄鞍馬線に乗り換え、「京都精華大前」駅下車
地図:http://www.kyoto-seika.ac.jp/about/access/
アンソニー・ムーア Anthony Moore
1948年イギリス生まれ。実験音楽作曲家、作詞家、シンガーソングライター、音楽史研究家。
1970年代~80年代にかけて30作品以上の映画音楽を制作し、様々な国際映画祭で多数の賞を獲得。同時に、管弦楽や打楽器、声楽で構成された録音作品を複数発表している。1972年、先鋭的なポップ・ミュージック・トリオ「スラップ・ハッピー」を結成し、キーボード、ギター、作曲を担当する。1974年にはより多くの音楽家を取り入れる形でアヴァン・ロックグループ「ヘンリー・カウ」に参加。新たな音楽の地平を切り拓くその表現は、今も世界各国で後進の音楽家に多大な影響を与え続けている。
同時にイギリスのプログレッシヴ・ロックバンド「ピンク・フロイド」との交流も深く、複数の作品に作 詞や演奏で参加。また、ディス・ヒート、ケヴィン・エアーズ、リチャード・ライトなどのプロデュース/アレンジなども手掛けてきた。
1996年、The Academy of Media Arts Cologne(ケルン・メディア大学/ドイツ)に於いて音楽メディア研究の博士課程取得。2000年から2004年には同校の学長を務める。その後は若手実験音楽家らとのコラボレーションを続け、2017年にはスラップ・ハッピーとして17年ぶりの来日公演を成功に収めるなど、現在も旺盛な活動を続けている。
翻訳:浅野和恵
お問い合わせ([at]を@に変えてご送信ください)
F.M.N. Sound Factory(コーディネーター) fmn[at]mud.biglobe.ne.jp
太田健二(関西例会担当研究活動委員) otakenji[at]shitennoji.ac.jp
井上貴子(研究活動担当理事) fwgd0462[at]mb.infoweb.ne.jp