関西地区で、博士論文、博士論文構想報告会を下記の通り開催いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時:2016年3月26日(土)17:00~19:30
会場:関西大学 千里山キャンパス 第3学舎 C404教室
アクセス:阪急電鉄「梅田」駅から、千里線「北千里」行で「関大前」駅下車、または京都「河原町」行(通勤特急を除く)で「淡路」駅下車、「北千里」行に乗り換えて「関大前」駅下車、徒歩約5分
地図:http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/mapsenri.html#map
発表1:社会を媒介する音楽――「出来事」の生成理論をめざして(博士論文)
吹上裕樹(関西学院大学大学院社会学研究科研究員)
本報告では、「音楽的媒介」の視点に基づきつつ、「音楽の社会性とは何か」という音楽社会学の基礎的な課題をあらためて検討する。「音楽的媒介」の視点とは、音楽を可能にする人々の行為や事物の働きと、そうした行為や働きを可能にする音楽自身の働きの両者に照準し、それらの同時的生成を考えるものである。ここでは、こうした視点の音楽社会学(ないし文化社会学)にとっての意義とその課題についても議論したい。
発表2:ウェブにおける音楽と賑わい――1990年代~2000年代初頭の日本の事例を中心に(博士論文構想)
岡田正樹(大阪市立大学大学院)
日本でのインターネット黎明期から普及期にあたる1990年代から2000年代前半の時期を中心として、不特定多数のユーザーが集う音楽実践の場としてインターネットを捉える構想や試みの内実を詳らかにするとともに、それらの構想や使用を通して、インターネット上にいかなる形で賑わいが生み出されたか(生み出されなかったか)を明らかにする。
例会終了後、懇親会を予定していますので、是非ご参加ください。
お問い合わせ([at]を@に変えてご送信ください)
太田健二(関西例会担当研究活動委員) otakenji[at]shitennoji.ac.jp
粟谷佳司(研究活動担当理事) awatani[at]gmail.com