日本ポピュラー音楽学会第35回大会
2023年12月9日〜10日 四国学院大学
■12月9日(土)
【個人研究発表A1】司会:日高良祐
日本のポピュラー音楽におけるメロディー特徴量の進化分析
中村 栄太(京都大学)
形容語を用いたシンセサイザーの音色検索プログラムの提案
渕上 慧士(九州大学大学院 芸術工学府 芸術工学専攻 修士課程)
初期DTMユーザにおけるミュージシャンシップ
谷口 文和(京都精華大学)
【個人研究発表A2】司会:中河伸俊
ニューミュージック系男性アーティストのクロス=ジェンダー・パフォーマンス
アニータ・ドレックスラー(大阪大学大学 人文研究科博士課程後期課程)
サブスク時代における音楽体験の実態調査―未知の楽曲へのアクセスと推薦機能の関係
西田 紘子・澤井 賢一(九州大学大学院芸術工学研究院)
クロス=ジェンダード・パフォーマンス再考:中河論文以降の日本語ポピュラー音楽の諸事例を通じて
増田 聡(大阪公立大学)
【個人研究発表A3】司会:遠藤薫
音楽博物館の現在地-ポピュラー音楽系施設の動向を中心に-
井上 裕太(弘前学院大学)
社会生活基本調査からみたコンサート・ゴアーの実像―
コロナ禍下におけるクラシック/ポピュラーの比較を中心に
井手口 彰典(立教大学社会学部)
誰がCDショップを訪れているのか
南田 勝也(武蔵大学)
【個人研究発表B1】司会:永冨真梨
詩と歌の谷間―富岡多恵子の歌謡論について―
張 佳能(大阪大学)
江利チエミと占領期日本のジャズ/売春―ジャズ受容史研究とフェミニズム研究を交差させるとき
佐久間 由梨(早稲田大学)
女性シンガーソングライター(SSW)のジェンダー・ポリティクス̶地下アイドルとの比較を中心に
星川 彩(大阪大学大学院博士後期課程2年)
【個人研究発表B2】司会:周東美材
本人出演の映画にみる山田耕筰像と《赤とんぼ》:戦後から没時までを中心に
栫 大也(九州大学大学院 博士後期課程)
「日本的軽音楽」の夢、そのつづきー占領期(1945-1952)のポピュラー音楽におけるエキゾティシズムの貫戦史的考察ー
福田 祐司(神戸市外国語大学大学院 博士課程(後期))
アニソン誕生:アニメの「歌」が生むコミュニケーション・プラットフォーム
北波 英幸(関西大学他非常勤講師)
【個人研究発表B3】司会:宮入恭平
ポピュラー音楽が構築する国境を越えたアイデンティティ:バルカン半島のロックに関する事例研究を通じて
室之園 直己(大阪公立大学 博士後期課程)
ポピュラー音楽が示す多言語国家のローカリティーベルギーのフラミッシュヒップホップを事例にー
安彦 良紀(ブリュッセル自由大学博士課程・大阪市立大学大学院文学研究科言語文化学専攻後期博士課程)
カーティス・メイフィールドのソーシャルワーク 1970年代ソウル・ミュージック再考のために
佐藤 智徳(フリーランス研究者)
■12月10日(日)
ワークショップA
音楽、身体・情動、社会の関係をどのように捉えるか――「ノリ」と「グルーヴ」をめぐって
発表者:小川博司、野澤豊一(富山大学)
討論者:川本聡胤(フェリス女学院大学)
ワークショップB
方法としての海域音楽交流史―貫戦期の日本をめぐって―
発表者:葛西周(京都芸術大学/コーディネーター)、麻場友姫胡(ロンドン大学SOAS)、金成玟(北海道大学)、西村正男(関西学院大学)、マイケル・K・ボーダッシュ(シカゴ大学)
討論者:エドガー・W・ポープ(愛知県立大学)
ワークショップC
「アジア系」ポピュラー音楽における「中間性in-betweenness」の諸相:「アジアの東、アメリカの西」再説
発表者:輪島裕介(大阪大学)、忠聡太(福岡女学院大学)、永冨真梨(関西大学)、アニータ・ドレクスラー(大阪大学大学院博士後期課程)
討論者:何東洪(台湾輔仁大学)、ケヴィン・フェレス(アメリカ合衆国コロンビア大学)
【シンポジウム】
三井徹先生追悼シンポジウム
司会: 福永健一(四国学院大学)
登壇者:小川博司(関西大学名誉教授)、西島千尋(金沢大学)、野澤豊一(富山大学)、エドガー・W・ポープ(愛知県立大学)