日本ポピュラー音楽学会第27回大会
2015年12月5日〜6日 京都精華大学
【シンポジウム】
音楽と場所~京都から日本のポピュラー音楽文化の今を展望する
パネリスト:沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE。DJ/作曲家/執筆家/選曲評論家)
JOJO広重(非常階段。ノイズミュージシャン/アルケミーレコード主宰)
岡村詩野(音楽評論家)
増淵敏之(法政大学)
司 会:安田昌弘(京都精華大学)
【個人研究発表】
初音ミクライブにおけるオーディエンス ― 『初音ミク「マジカルミライ2013」』を事例に
吉村汐七(大阪大学大学院文学研究科博士前期課程)
ブルースと子守歌 ― 日本の近代化過程における大衆音楽の同化と異化
遠藤薫(学習院大学)
カルロス・ベガの民謡・舞踊研究 ― ノンポリ音楽学者による「アルゼンチン文化」像の構築
遠藤健太(名古屋大学大学院博士後期課程 日本学術振興会特別研究員DC2)
日本流の野外音楽フェスティバルはどのようにして作られたのか?
山添南海子(日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻博士後期課程)
ニューミュージックとは何だったのか? ― J-POPの淵源を探る
平川裕司(フリーランス)
「ジハーディー・ラップ」という問題系
― 「イスラーム主義」とヒップホップの蜜月をめぐる一考察
栗田知宏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
モッシュが発生する時、何が起きているのか?
中野太郎(大阪大学大学院文学研究科音楽学専攻M1)
ファン活動による「ヴィジュアル系」の形成 ― 「やおい」作品の受容から
鈴木翠(京都精華大学大学院マンガ研究科博士後期課程)
ブルデューの界理論に基づく現代日本のポピュラー音楽の界の構築
平石貴士(立命館大学大学院社会学研究科後期博士課程)
鯨のためのロック・コンサート「ローリング・ココナッツ・レヴュー・ジャパン」
― 開催経緯と音楽雑誌における評価を中心に
大嶌徹(玉川大学、松蔭大学非常勤講師)
同人音楽の歌姫による自己の表現
藤下由香里(大阪大学大学院文学研究科博士後期課程)
○ワークショップA
スタジオ・レコーディングのゆくえを、レコーディング・スタジオで考える
司 会:中伏木寛(京都精華大学)
問題提起者:中村公輔(ミュージシャン/レコーディングエンジニア)
○ワークショップB
フェスをめぐる差異 ― 「行く/行かない」と「行ける/行けない」
司 会:永井純一(神戸山手大学)
問題提起者:永田夏来(兵庫教育大学)、山崎翔(北海道大学大学院)
討 論 者:ゆーきゃん(ボロフェスタ主催者・シンガーソングライター)
○ワークショップC
1955年の音響メディア史
問題提起者:中川克志(横浜国立大学都市イノベーション研究院)
大和田俊之(慶応義塾大学法学部)、髙橋聡太(東京芸術大学大学院)