日本ポピュラー音楽学会第25回大会
2013年12月7日〜8日 関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス
12月7日(土)
【シンポジウム】
《エキゾティシズムとその向こうにあるもの ― ポピュラー音楽の(非)嫡出子たち》
パネリスト:大石始(「B.O.N」ライター/編集)
輪島裕介(大阪大学大学院文学研究科(音楽学)准教授)
小川さやか(立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授)
大和田俊之(慶應義塾大学法学部准教授)
司 会:西村正男(関西学院大学社会学部教授)
12月8日(日)
【個人研究発表 A】
司会:宮本 直美(立命館大学)
大友良英の活動から俯瞰する 1990 年代の日本の音楽シーン
積島 直人(青山学院大学大学院)
2000年以降のヴィジュアル系ロックの歴史:閉塞状況と海外への進出
齋藤 宗昭(関西大学大学院)
2000 年代以降のポスト・ブラックメタルの研究
中本 善貴(関西大学大学院)
〈音楽の力〉言説を越えて:ポスト3.11のポピュラー音楽シ ーン
宮入 恭平(法政大学大学院兼任講師)
司会:網干 毅 (関西学院大学)
雑誌『キネマ旬報』に みる大正期のジャズ認知
青木 学
ジョージ・ガーシュウィンの音楽作品および言説における「シリアス」と「ポピュラー」の境界
服部 智行(関西学院大学非常勤講師)
フォーク・ミュージック が死んだ日:
アメリカ1950年代終わりのフォーク・ブームと大衆消費社会
竹林 修一(同志社大学嘱託講師)
「死にゆくもの」のうた:20世紀初頭におけるブルースと子守歌
遠藤 薫(学習院大学)
【個人研究発表 B】
司会:野澤 豊一 (金沢大学)
インターネット博覧会「インパク」の音楽実践:ネットにおける音楽と賑わいに関する考察
岡田 正樹(大阪市立大学大学院)
ネットワーク音楽の創造性:生産消費者か作者か
原島 大輔(東京大学大学院/日本学術振興会特別研究員)
音楽デジタル・テクノロジーの発展とショー・パフォーマンスの創造性:
ウガンダの首都、カンパラの「カリオキ」を事例に
大門 碧(京都大学アフリカ地 域研究資料センター)
「ポピュラー音楽」に順応することの希望/代償:
チベタン・ポップ・ミュージシャンの身体から見るグローバル化の屈折
山本 達也(京都大学現代インド研究センター客員研究員/NIHU 研究員)
司会:永井 良和(関西大学)
都市空間におけるクラシック音楽イベントの考察
平田 誠一郎(関西学院大学研究員)
音楽のイメージを組み合わせた地域振興の実践:
宮前重金属発掘計画とヘヴィメタル
鈴木 真吾(学習院大学大学院)
<基地の街>のイメージ形成・ 変容とポピュラー音楽:横須賀を事例として
塚田 修一(東京都市大学非常勤講師)
沖縄県における文化移民と音楽:東村高江を取り巻く現状から
居原田 遥(東京藝術大学大学院)
【個人研究発表 C】
<司会:阿部 勘一(成城大学)
現在60歳前後の人達の音楽思考と特徴:
将来高齢者となる人達への音楽支援のあり方
三井 徳明(フリーランス)
中高生の関係形成とカラオケの選曲との関連について:AKB48の楽曲を例にして
玉木 博章(高等学校非常勤講師)
虚構から<自分探し>へ:1980年代アイドル・ポップスにおける自我と消費の構造
石川 洋行(東京大学大学院)
譜面に書き込まれる物語:吹奏楽コンクールにおける楽曲への取り組み
田口 裕介(早稲田大学)
司会:山崎 晶(四国学院大学)
現代におけるカバー音楽の変容と定義再考:
カバーを取り巻く人々と音楽のコミュニケーション
瀧戸 彩花(立教大学大学院)
日本の音楽業界における編曲家:つんく♂をハブとして考える
深澤 優樺(昭和音楽大学音楽学部)
日本のポピュラー音楽における「カバー」概念の変容
柴台 弘毅(関西大学大学院)
2000年以降のJ-POP楽曲における旋律構造の分析
木下 和彦(東京学芸大学大学院)
○ワークショップA
ポピュラー音楽の美学と存在論(2)
:今井論文をめぐるオープン・ディスカッション
問題提起者:増田聡(大阪市立大学;コーディネーター)
問題提起者:今井晋(東京大学大学院)
討 論 者:森功次(日本学術振興会特別研究員/山形大学)
司 会:谷口文和(京都精華大学)
○ワークショップB
ポピュラー音楽と女子
問題提起者:吉光正絵(長崎県立大学;コーディネーター)
屋葺素子(関西大学非常勤講師)
藤下由香里(同志社女子大学大学院)
討 論 者:井手口彰典(立教大学)
○ワークショップC
「音楽の力」とは何か? ミュージッキングを再考する
問題提起者:吹上裕樹(関西学院大学大学院;コーディネーター)
鈴木謙介(関西学院大学)
討 論 者:中村美亜(東京藝術大学)
司 会:名部圭一(桃山学院大学)