日本ポピュラー音楽学会第24回大会
2012年12月8日〜9日 武蔵大学 江古田キャンパス
12月8日(土)
【シンポジウム】
《音盤を傍らに携えて ― レコーデッド・カルチャーの音楽経験》
パネリスト:片山杜秀(慶応義塾大学)、湯浅学(音楽評論家)
南田勝也(武蔵大学:コーディネーター)、北田暁大(東京大学)
司 会 :大和田俊之(慶応義塾大学)
12月9日(日)
【個人研究発表A】
司会:小西潤子(静岡大学)
ブリティッシュ・エイジアン音楽における「代表性」をめぐる一考察
― メーラーの出演アーティストを事例として
栗田知宏(東京大学大学院)
ジンバブエのポピュラー・ミュージック、「スングーラ」の誕生と発展
松平勇二(名古屋大学大学院)
創造性と物質的条件の間 ― ゼロ年代後半の韓国インディーズシーンにおける文化地理
全ウンフィ(大阪市立大学大学院)
司会:増渕敏之(法政大学)
複製技術と流行歌 ― 「船頭小唄」をめぐる大正期音楽文化変容
遠藤薫(学習院大学)
日本の「大衆演劇」における「大衆」性とは ― 舞踊のBGMに着目しながら
倉田量介(東京大学非常勤講師)
2000年代の日本のヒットソングの研究
― メロディーとコード進行から見る音楽的効力の社会学的分析
※本人の希望により発表者名は非公開
【個人研究発表B】
司会:中川克志(横浜国立大学)
現代音楽/前衛作曲家がクラブミュージックにもたらしたもの
古澤彰(慶応義塾大学大学院)
音楽ファイルフォーマットのメディア史に見るフリーカルチャー
日高良祐(東京藝術大学大学院)
コンピュータ音楽の相互依譲 ― フィードバック、ネットワーク、逆シミュレーション
原島大輔(東京大学大学院)
司会:吉光正絵(長崎県立大学)
アイドルをめぐるコミュニケーションの行方 ― AKB48とももいろクローバーZを中心に
塚田修一(帝京大学非常勤講師)
動画共有サイトにおける音楽実践と人々のあつまり
岡田正樹(大阪市立大学大学院)
若者の友人関係維持に関する研究 ― カラオケの選曲を例にして
玉木博章(私立高校非常勤講師)
【個人研究発表C】
司会:小川博司(関西大学)
ポピュラー音楽聴取のイデオロギー ― われわれはいったい何を聴いているのか?
古賀豊(新潟大学)
「青春の物語」としての吹奏楽
田口裕介(早稲田大学大学院)
スタンディング形式の一般化によるライヴ空間の変容
高橋聡太(東京藝術大学大学院)
司会:井上貴子(大東文化大学)
雑誌調査からみる国内のヘヴィメタル受容の変化 ― 『BURRN!』を中心に
鈴木真吾(学習院大学大学院)
ヴィジュアル系ロックの歴史 ― 成立からブーム終焉まで
齋藤宗昭(関西大学大学院)
日本のカウンターカルチャーとしての音楽 ― ハードコア/パンクシーンから考える
居原田遥(東京藝術大学音楽学部)
○ワークショップA
音楽文化の歴史社会学 ― 知識人、大衆文化、社会運動
司会・問題提起者:粟谷佳司(立命館大学:コーディネーター)
問題提起者:平石貴士(立命館大学大学院)
討 論 者 :鈴木慎一郎(関西学院大学)
○ワークショップB
音楽文化におけるローカリゼーションの諸相
問題提起者:大山昌彦(東京工科大学;コーディネーター)、遠藤薫(学習院大学)
木本玲一(相模女子大学)、永井純一(神戸山手大学)
指名討論者:東谷護(成城大学)、安田昌弘(京都精華大学)
司 会 :山田晴通(東京経済大学)
○ワークショップC
ポピュラー音楽の美学と存在論 ― 今井論文をめぐるオープン・ディスカッション
問題提起者:増田聡(大阪市立大学:コーディネーター)、今井晋(東京大学大学院)
司会・討論者:谷口文和(亜細亜大学短期大学)