日本ポピュラー音楽学会第22回大会
2010年11月27日〜28日 東京藝術大学 千住キャンパス
11月27日(土)
【シンポジウム】
「トランスナショナルな共同研究に向けて」
イアン・コンドリー(米MIT准教授)
シン・ヒュンジュン(韓国聖公会大学教授)
アンソニー・ファン(香港中文大学准教授)
司会:毛利嘉孝(東京藝術大学)
通訳:鶴本花織(名古屋外国語大学) 平田由紀江(獨協大学)
【個人研究発表】
ブロックA-1
司会:木島由晶(桃山学院大学)
「音楽ニュースの回路をめぐる ― Webメディアを中心に」
高橋聡太 (東京藝術大学・院)
「日本におけるネットレーベルの活動が示すメディア意識」
日高良祐 (東京藝術大学・院)
「文化の「現場」 ― クラブカルチャーにおけるVJを事例に」
太田健二 (大阪大学招聘研究員)
ブロックA-2
司会:小川博司(関西大学)
「“popular music”の初期の用例とカテゴリー意識」
吉成順 (国立音楽大学)
「ポピュラー音楽の作品概念再訪 ― 存在論的観点から」
今井晋 (東京大学・院)
ブロックA-3
司会:阿部勘一(成城大学)
「国内音楽産業における制作技術環境の変化と原盤制作主体の変容」
加藤綾子 (東京大学・院)
ブロックB-1
司会:小泉恭子(大妻女子大学)
「学校を目指すJ-POP ― NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲を事例に」
柴台弘毅 (関西大学・院)
「プレリュード2010 ― セクシュアル・マイノリティの音楽実践を通して考える芸術性と公共性」
中村美亜 (東京藝術大学特別研究員)
ブロックB-2
司会:小泉恭子(大妻女子大学)/東谷護(成城大学)
「結婚式にとってBGMとはなにか?」
今田健太郎 (大手前大学ほか)
「「進駐軍ソング」をときほぐす ― エキゾチシズムをめぐる一考察」
青木深 (一橋大学)
ブロックB-3
司会:東谷護(成城大学)
「鉄腕アトムの憂鬱 ― 1960年代未来ヒーロー物アニメ・特撮主題歌における半音階上行進行とその意味作用をめぐって」
大角欣矢 (東京藝術大学)
ブロックC-1
司会:佐藤良明
「ブリティッシュ・エイジアン音楽からみる「エイジアン」アイデンティティ
― ジェイ・ショーンの音楽実践とその受容を中心に」
栗田知宏 (東京大学・院)
「「私の歌」 ― ウガンダの首都、カンパラ版カラオケにおけるポピュラー音楽の消費」
大門碧 (京都大学・院)
ブロックC-2
司会:久野陽一(愛知教育大学)
「漫画に描かれたThe Doorsとヒップ・コンシューマリズム」
社河内友里 (名古屋大学・院)
「ポスト・モダン主義的芸術、それともポスト・コロニアル的文化帝国主義
― ポール・サイモンの作曲プロセスとスタジオ・ワーク」
渡久山幸功 (琉球大学ほか)
ブロックC-3
久野陽一(愛知教育大学)
「ローリング・ストーンズ『メイン・ストリートのならず者』プロジェクトの方法論
― アメリカン・ルーツ・ミュージックへの志向と70年代的デカダンス・イメージの創出」
中垣恒太郎 (大東文化大学)
○ワークショップA
「中南米におけるポピュラー音楽と社会亀裂」
企画代表:石橋純
報告発表:細川周平、水口良樹、倉田量介/討議担当:鈴木慎一郎
○ワークショップB
「大学教育におけるポピュラー音楽 その2」
企画代表:吉岡英樹
報告発表:安田昌弘、山路敦司/討議担当:谷口文和
○ワークショップC
「音楽教室におけるポピュラー音楽演奏」
企画代表:深見友紀子
報告発表:深見友紀子、赤羽美希、藤田佐和子、佐藤かおる
討議担当:室田尚子