日本ポピュラー音楽学会第19回大会
2007年12月8日〜9日 名古屋大学
12月8日(土)
【シンポジウム】
「ビッグバンド~そのスタイルの形成と普及を考える」
司 会 :阿部 勘一(成城大学)
パネリスト:細川 周平(国際日本文化研究センター)
「ジャズにおけるビッグバンドの形成と変容」
高和 元彦(元キングレコード・プロデューサー)
「ビッグバンドによるレコード制作とキングSDSシリーズ」
福井 利雄(元東京キューバン・ボーイズ・ピアニスト/編曲家)×西村秀人(名古屋大学)(対談型式による)
「東京キューバンボーイズで過ごした10年を振り返って」
12月9日(日)
【個人研究発表A 】
司会:山田 晴通(東京経済大学)
ノスタルジアの舞台 ― 日本人がアメリカの過去と遊ぶ空間「ケントス」―
粕谷 裕介(同志社大学大学院博士後期課程)
商業化される音楽と踊り ― 日本におけるラテンアメリカ文化普及の一事例 ―
岩永 健吾(立教大学ラテンアメリカ研究所講座受講生)
司会:阿部 勘一(成城大学)
日本におけるブルーグラス音楽の受容と音楽コミュニティの形成について
津田 敏之(京都橘大学大学院博士後期課程)
音楽ビジネスの生産組織に関する考察
― メディア複合という実態を前提とした音楽ビジネス組織の生産行為 ―
加藤 綾子(東京大学大学院博士課程)
【個人研究発表B】
司会:高橋 美樹(高知大学教育学部)
日本の「芸術」成立過程における学校「鑑賞」教育の役割
― 文部省と日米双方のレコード産業の関わりから ―
西島 千尋(金沢大学大学院博士後期課程)
ポピュラー音楽の教材性と指導法 ― 高等学校における鑑賞活動モデルの提示と実践 ―
加藤 徹也(文部科学省)
司会:久万田 晋(沖縄県立芸術大学付属研究所)
戦後来日した米軍慰問団の記録 ― パシフィック・スターズ&ストライプス資料を中心に
青木 深(一橋大学大学院博士後期課程)
ハワイ日系人の<ホレホレ節> ― ハリー・ウラタの調査を中心に ―
中原 ゆかり(愛媛大学)
【個人研究発表C】
司会:増田 聡 大阪市立大学大学院文学研究科
『未来派野郎』と『未来派2009』の射程 ― 1980年代の坂本龍一の音楽と思想 ―
広瀬 正浩(東海高等学校)
ベルファーストにおけるパンク ― 「聖金曜日合意」とサブカルチャー
九谷 浩之(立教大学、首都大学東京)
司会:南田 勝也(神戸山手大学人文学部)
ロックのイコノクラスム ― デヴィッド・ボウイとペルソナの終焉 ―
太田 梢(西南大学大学院博士後期課程)
1980年代イギリスのモッズにとっての1960年代モッズと商品
― 80年代半ばのファンジンを中心に
尾山 晋(名古屋大学大学院博士後期課程)
日本におけるアメリカン・ストリート・ダンスの音楽的な身体と運動
―80年代以降のクラブ・ミュージックとダンスの動きのパラダイム変化
ブライアン・マナブ・ボメディアーノ(名古屋大学大学院博士後期課程)
◯ワークショップA
ポピュラー音楽における「アフロ(アフリカ)性」を再考する
倉田 量介(東京大学・放送大学非常勤講師)
長野 太郎(清泉女子大学)
高橋 政資(アオラコーポレーション)
鈴木 裕之(国士舘大学)
伏木 香織(桐朋学園大学・東邦音楽大学)
◯ワークショップB
音楽フェスティバル研究の展望-系譜学的アプローチから
司会・問題提起者:永井 純一(関西大学大学院博士後期課程)
問題提起者:大和田 俊之(慶應義塾大学)、問題提起者:東谷 護(成城大学)
討 論 者 :南田 勝也(神戸山手大学)
◯ワークショップC
放送メディアとポピュラー音楽-音楽番組研究の現在
司会・問題提起者:溝尻 真也(東京大学大学院・日本学術振興会特別研究員)
討 論 者 :加藤 晴明(中京大学)、山田 晴通(東京経済大学)