日本ポピュラー音楽学会第5回大会
1993年10月30日〜31日 松商学園短期大学
10月30日(土)
【個人発表】
司会:室田 尚子
ポピュラー音楽研究の方法と分野
― RILMにみるポピュラー音楽の研究動向の推移 ―
大倉 恭輔
ポップ・スンダの音楽構造
― 伝統音楽とポップの相互交流 ―
福岡 正太
ボサノヴァの定義
柿木 央久
フォークソングの限界
― 全日本フォーク・ジャンボリーを通して ―
東谷 護
【テーマ部会I】盆踊り
盆踊りの内発的発展性
日本的『民衆音楽』としての盆踊りの多様性と可能性を探る
司会:岩村 沢也
1)長野県下伊那郡阿南町の「新野の盆踊り」
小川 博司
2)岐阜県郡上郡八幡町の「郡上踊り」
毛利 真人(ジャパン・オーディオ・コレクション)
3)富山県婦負郡八尾町の「越中おわら風の盆」
岩村 沢也
4)中山晋平の新民謡運動
波多 一索(ビクター伝統文化振興財団)
10月31日(日)
【テーマ部会II】日本ポピュラー音楽史
日本のポピュラー音楽の歴史的考察と研究課題
司会:三井 徹
1)日本の流行歌に対する西洋ポピュラー音楽の影響
瀬川 昌久
2)ハア小唄とネエ小唄
細川 周平
3)“Jazz”が日本語になった時
Larry Richards
【シンポジウム】
Travelling Pop : 越境するポップ・カルチャーとディスコース
司会:五十嵐 正
・パラマーケットとポピュラー音楽の両義性
小倉 利丸(富山大学)
・ポップと商業主義の美学 ― JAPANESE MEGA MIX ―
稲増 龍夫(法政大学)