The Japanese Association for the Study of Popular Music

2019年度 第2回 関東例会

シンポジウムを下記の通り開催いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。

 

「音楽放送からみる現代日本大衆音楽」
日時:2019年9月1日(日) 14:00開始
会場:大東文化会館3階K302(板橋校舎ではなく、東武練馬駅前の施設です。)
〒175-0083 東京都板橋区徳丸2-4-21
電話 03-5399-7399
東武東上線東武練馬駅北口より徒歩5分
アクセスマップ https://www.daito.ac.jp/file/block_49513_01.pdf

 

登壇者
問題提起:原田悦志(会員、日本放送協会)
応答1・日高良祐(会員、首都大学東京)「J-POPの国外での受容をめぐって」
応答2・輪島裕介(会員、大阪大学)「演歌・歌謡曲ジャンルの現在」
応答3・柴那典(非会員、音楽ジャーナリスト)「ヒット・チャートの現在」

 

趣旨
本シンポジウムの目的は、現代日本の大衆音楽文化に関わる放送番組の制作現場と研究・批評の文脈を接続することである。20世紀初頭以来、音楽放送は大衆音楽文化の形成・変容において大きな役割を担ってきたが、アーカイヴ化が困難であることも手伝って、十分な学術的検討が加えられてきたとは言い難い。また、制作者と研究者が議論を共有する機会も多くはなかった。そこで今回は、NHKの現役制作者である原田悦志会員を問題提起者に迎え、その担当番組に即して、日本大衆音楽の現在・過去・未来について検討する。NHK国際放送で日本の大衆音楽を国外に紹介する番組『J-MELO』に企画・立案から関わり、現在はNHK第1放送で、いわゆる「演歌・歌謡曲」を扱う番組『イチ押し 歌のパラダイス』と、ヒット曲を扱う番組『ミュージック・バズ』の制作を担当してきた原田会員は、制作者として第一線で活動する一方、多くの大学で教育・研究に従事している。その経験とデータに基づく問題提起に続けて、各討論者が、それぞれの番組のテーマに関連した応答を行い、フロアも含めて総合的な議論を行う。

 

例会終了後、懇親会を予定しています。

 

お問い合わせ([at]を@に変えてご送信ください)
大嶌徹(関東例会担当研究活動委員) oossttuu[at]yahoo.co.jp