Japanese Association for Studying Popular Music

2019年度第1回関西地区例会

今年度よりJASPM研究活動理事に就任いたしました輪島裕介です。
1月19日に日本音楽学会西日本支部と合同で研究例会を開催します。
非常に野心的な内容のシンポジウムです。ぜひ奮ってご参加ください。
■日本ポピュラー音楽学会関西地区2019年度第1回研究例会
(日本音楽学会西日本支部 第44回(通算395回)例会と合同)
日  時 : 2019年1月19日(土)14:00〜
会  場 : 同志社女子大学今出川キャンパス 純生館 3階 301教室(正門入ってすぐ右に進んで最奥)
アクセス : 京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅下車徒歩5分、京阪電車「出町柳」駅徒歩10分
地  図 : http://www.dwc.doshisha.ac.jp/access/imadegawa/index.html
内  容 : シンポジウムシンポジウム「音・機械・身体――レコードをめぐる諸実践」

コーディネーター:
秋吉康晴(京都精華大学非常勤講師)
パネリスト:城一裕(九州大学)
ゲストパネリスト:DJ Sniff(アジアン・ミーティング・フェスティバル コ・ディレクター)

デジタル機器が多くのひとにとって生活の一部となっている現在、音楽は不可視のネットワーク上を光速で移動するデータの奔流となって、大気中に充満している。音楽を日常的に楽しむには、オーディオ機器さえもはや必要ではない。インターネットに接続された安価なPCかスマートフォンが一台あれば、十分である。その一方で、レコード(音盤)やカセットテープといった過去のメディアが再評価されつつあるという。ともすれば時代錯誤ともとれるこの現象は、しかし単なる懐古趣味によるものとは限らない。そこには、メディアの物質性が希薄化しつつある状況を背景にして、音楽を奏でる機械の具体性を想起し、ひいてはそれに触れる身体の感覚性を反省する契機が含まれてもいるように思われるからである。
こうした関心のもと、本シンポジウムで議論の題材として取り上げるのはレコードをめぐるアートの実践である。レコードの時代が終焉した現在だからこそ、レコードとはいったい何なのかを反省しつつ、創作に活用する作家はますます増えている。本シンポジウムではレコードの文化史を研究する秋吉康晴が司会進行を務め、パネリストにデジタル機器を駆使してレコードの定義を刷新してきた城一裕、ゲストパネリストにインプロビゼーションを通じてターンテーブルの演奏性を探求してきたDJ Sniff(水田拓郎)氏をお迎えし、レコードによって触発される音と機械と身体のダイナミックな関係性について考えてみたい。

問い合わせ先 輪島裕介(研究活動担当理事)yskwjm[at]gmail.com