The Japanese Association for the Study of Popular Music

「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」のお知らせ

 

日本ポピュラー音楽学会会員の皆様へ

 

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、日本のポピュラー音楽が直面する重大な危機に鑑みて、日本ポピュラー音楽学会理事会は、「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」を推進していくことで合意いたしました。

 つきましては、このプロジェクトにJASPM会員の皆様のご支援・ご協力をお願いしたく、ここに呼びかけ文を掲載いたします。

「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」のお知らせ

 

日本ポピュラー音楽学会 理事会

 

→「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」ウェブサイトを公開しています。
https://covid19.jaspm.jp/

 

【事務局よりお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、日本ポピュラー音楽学会事務局は在宅での業務を行っております。

東京藝術大学宛の郵送物への対応ができませんので、何卒ご了承ください。

入会申込み等のご連絡はメールにてお願いいたします。

 

「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」のお知らせ

 

日本ポピュラー音楽学会会員の皆様へ

 

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、日本のポピュラー音楽が直面する重大な危機に鑑みて、日本ポピュラー音楽学会理事会は、「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」を推進していくことで合意いたしました。

 つきましては、このプロジェクトにJASPM会員の皆様のご支援・ご協力をお願いしたく、ここに呼びかけ文を掲載いたします。

 

日本ポピュラー音楽学会 理事会

 

 

 すでにメディアでも大きく取り上げられているとおり、新型コロナウイルスの感染拡大のために、日本のポピュラー音楽は大きな「危機」を迎えています。2月末の政府の自粛要請を受け、コンサートやライブ、イベントの中止が相次ぎ、辛うじて開催するライブなどのイベントもほとんど集客が見込めない状態が続いています。特にライブハウスやクラブは、新型コロナウイルス感染の重要なクラスター拠点の一つとしてみなされているために、経済的にも社会的にも追い詰められています。

 ミュージシャン、ライブハウス、イベント会社、マネジメント会社から音響や照明会社にいたるまで音楽産業のインフラ、そして音楽文化そのものが「危機」に瀕していると言えるかもしれません。

 この危機的状況を受けて、音楽業界からもさまざまな動きが起こっています。3月17日には「新型コロナウイルスからライブ・エンタテイメントを守る超党派議員の会」が衆議院第一議員会館で開催され、党派を超えた国会議員と多くの業界団体が参加し、ライブ・エンターテインメント音楽産業の「危機」を訴えました。さらに、ミュージシャンやDJ,ライブハウス、クラブ劇場関係者たちが国からの助成金を訴える SaveOurSpaceが10日余りで30万筆以上の署名を集め、3月31日に国会に提出しました。

 

 JASPM緊急調査2020は、この「危機」を踏まえて、ポピュラー音楽研究者という立場から、現在新型コロナウイルスの感染拡大の中でポピュラー音楽とそれを支える産業や業界、文化や施設、インフラに何が起こっているのかを緊急調査し、随時発表することで、問題の共有し、対策を考えていくためにJASPM有志による特別プロジェクトとして立ち上がりました。

 こうした緊急事態なので、どのような活動をどの程度期間と規模で行うのか、どのような調査方法で行うのかといったことについては、活動を続けていく中で議論していくことになります。とりあえずは、情報収集と発信のためのウェブを立ち上げ、現状把握のための関係者への聞き取り調査を始めました。なお、業界全体が経済的危機に直面しておりスピードが重要だと考えています。調査の経過につきましては、随時メーリングリストやウェブサイト等を通じて報告いたします。

 またその調査結果については、JASPMの研究活動委員会と連動して地区例会、年次大会で議論する機会を設ける予定です。

 

 JASPMの中でも興味関心のある会員もいると思います。長期のプロジェクトになる事が予想されます。何らかの形でプロジェクトに関われる方はぜひご連絡いただければと思います。

emgsurvey[a]jaspm.jp ([a]は@に置き換えてメール送信してください。)

 

新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020

呼びかけ人

 

毛利嘉孝

南田勝也

輪島裕介

宮入恭平

篠田ミル

日高良祐

忠 聡太

小林篤茂

中野 哲

上岡磨奈

野村 駿

澤田聖也

宮坂遼太郎

 

 

2018年度 第3回 関東地区例会延期のお知らせ

7月28日に予定されていた2018年度第3回関東地区例会ですが、台風12号の接近に伴い、危険と混乱が予想されるため、開催を延期することとしたしました。

開催日時と場所は、改めてお知らせいたします。

 

研究活動委員会 井上貴子

2018年度第1回関東地区例会 参加者募集

2018年度第1回関東地区例会 参加者募集のお知らせ

 

2018年、日本ポピュラー音楽学会は30回となる大会を予定しています。ひとつの節目を迎えるにあたり、関東地区では、ポピュラー音楽研究、またはポピュラー音楽の30年を振り返って吟味する例会を、下記の通り開催いたします。皆さまのご来場をお待ち申し上げております。

 

日時 2018年1月27日(土) 14:00開場 14:30開始

会場 ジャズ喫茶いーぐる http://www.jazz-eagle.com/

東京都新宿四谷1-8

TEL 03-3357-9857

参加費無料(飲食代金のみ)

 

参加者には、ポピュラー音楽研究またはポピュラー音楽の過去30年のなかで、最も重要な1冊または1曲について報告していただきます。一人の持ち時間は10分程度(音源の再生時間を含む)とします。

参加を希望される方は、報告タイトル・氏名・所属を下記のアドレス宛に2017年1月20日(土)までにお送りください。

担当:

周東美材(関東例会担当研究活動委員) jaspm.reikai[at]gmail.com( [at]を@に変えてご送信ください)

2017年度第1回関東地区例会

下記の通り、第1回関東地区例会を開催いたします。

 

今回は、前半は修士論文報告会、後半はKevin Fellezs氏の講演と、盛りだくさんのプログラムです。
ふるってご参加くださいますよう、皆様のご来場をお待ち申し上げております。

 

日時:2017年3月11日土曜日 14:00〜17:00
会場:大東文化大学板橋キャンパス 3号館3-1034教室
東武東上線東武練馬駅徒歩5分大東文化会館よりスクールバス
都営三田線西台駅徒歩9分
アクセスマップ http://www.daito.ac.jp/access/itabashi.html

 

プログラム

 

14:00-15:50 修士論文報告(報告40分、質疑応答15分)

(1)中野 哲 (東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文化学専攻芸術環境創造領域修士課程)
東京ライブハウス文化の転換と再構築 ー中規模店舗のブッキングイベントを事例にー

(2)紺野泰洋(早稲田大学大学院教育学研究科修士課程)
「繋がり」のライブハウス——東北ライブハウス大作戦と大船渡LIVEHOUSE FREAKSをめぐって

 

16:00-17:00 講演 (通訳なし)

Kevin Fellezs (Assistant Professor of Music and African American Studies, Columbia University)
“My Island of Golden Dreams: Japanese Americans Performing Hawaiian Music in Japan”

講演者紹介
Kevin Fellezs氏(コロンビア大学准教授)は、著書Birds of Fire: Jazz, Rock, Funk, and the Creation of Fusion (2011)でアメリカのポピュラー音楽学会で高く評価された研究者で、現在はハワイアンの研究で著書を準備されています。
今回は、3月19日〜23日まで東京藝術大学で開催される国際音楽学会に出席のため来日されます。
国際音楽学会東京大会についてはhttp://ims2017-tokyo.org/をご覧ください。

 

17:30- 懇親会を予定しております。

 

問い合わせ([at]を@に変えてご送信ください)
:井上貴子(研究活動担当理事) fwgd0462[at]mb.infoweb.ne.jp