Japanese Association for Studying Popular Music

日本ポピュラー音楽学会 編集委員会規則

2001.12.1採択、2005.11.12.改正

 

第1条 本委員会は日本ポピュラー音楽学会編集委員会と称する。

第2条 本委員会は、日本ポピュラー音楽学会の出版に関する活動を目的とする。

第3条 本委員会は次の活動を行う。

1. 学会誌の発行

2. その他

第4条 本委員会は次の委員で構成される。

1. 委員長(編集を担当する理事)

2. 理事会が会員のうちから指名し、会長が委嘱した委員若干名

2)1.および2.の任期は2年とし、連続して3期の再再任はできないものとする。

第5条 本委員会は、委員長または委員の過半数の要求により、招集することができる。

付則1 本委員会規則は2001年12月1日から施行される。
付則2 本委員会規則は2006年1月1日から施行される。

2012年第4回関西地区例会

細川周平(編著)『民謡からみた世界音楽 うたの地脈を探る』の合評会を下記の通り開催します。

日時:10月13日(土曜)14時30分~17時30分
会場:関西学院大学 大阪梅田キャンパス 14階1404号室
(大阪市北区茶屋町19-19アプローズタワー14階 受付TEL:06-6485-5611)
アクセス:阪急「梅田駅」茶屋町口改札口から北へ徒歩5分。JR「大阪駅」御堂筋出口から徒歩10分。地下鉄御堂筋線「梅田駅」から徒歩7分。「中津駅」から徒歩4分。
地図:http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html

2012年3月にミネルヴァ書房から『民謡からみた世界音楽 うたの地脈を探る』が刊行されました。JASPMからは、細川周平会員(国際日本文化研究センター)が編著者を務めている他、多数の会員が執筆しています。ポピュラー音楽研究にとって豊かな論点を含んだこの書をめぐり、合評会を催します。評者には、鈴木慎一郎(関西学院大学)・粟谷佳司(立命館大学)の両会員を予定しています。編著者の細川会員と、執筆者の輪島裕介(大阪大学)・長尾洋子(和光大学)の両会員も出席し、議論に加わる予定です。

なお、当日は会場で『民謡からみた世界音楽』が特別価格(定価6,000円→4,500円)で頒布されます(数に限りがあります)。

問い合わせ先:安田昌弘(研究活動担当理事)
yasuda_at_kyoto-seika.ac.jp (_at_をアットマークに変えてご送信ください)

2012年第2回関東地区例会

関東地区では、5月25日(金)に例会を開催します。

今回は海外から日本に滞在中のお二方にご登壇頂きます。奮ってご参加ください。

日程:2012年5月25日(金)18:30-20:00頃
会場:東京芸術大学 北千住キャンパス 音楽学部音楽環境創造科 第一講義室
地図:http://www.geidai.ac.jp/access/senju.html

登壇者:Noriko Manabe (Princeton University), Martin Roberts (Independent Scholar) 
司会:毛利嘉孝(東京芸術大学)

1) Noriko Manabe (Princeton University)
Title: Toward a Typology of Intertextuality in Protest Songs: Revolution Remixed in Antinuclear Songs of Post-Fukushima Japan
Abstract:
Despite Hiroshima and Nagasaki, Japan has pursued a program of expanding nuclear power, enabled by tight relationships among the electric power companies, central and local governments, and the media that go back to the beginning of the Cold War. Since Fukushima, public opposition to nuclear power has grown widespread in the face of the perceived lack of trustworthy, timely information on radiation from officials. Nonetheless, the mainstream media has carried little non-official information and ignored protests, while some antinuclear figures have suffered consequences. Under these circumstances, music—in sound demonstrations, performances, and cyberspace—has emerged as an important conduit for the voicing of antinuclear sentiments.
Protest songs, by their very nature, are highly intertextual; they refer to current issues either directly (e.g., through lyrics that quote officials) or obliquely through metaphors. In addition, they often refer to historical movements, thereby accessing the listener’s feelings about that movement and compounding the songs’ power through semantic snowballing (cf. Turino). Classifying types of intertextuality would be useful for analyzing how musicians choose to convey their messages, and how they are received.
Using Genette’s classification of transtextuality as a starting point (with references to Lacasse), I formulate a typology of intertextuality for protest songs. These types include hypertextual covers (with changed lyrics), remakes and reinterpretations, mash-ups, metaphors, and allegories; intertextual quotations; paratextual uses of promotional or concessionary materials; and architextual adaptations of style for strategic purposes. In order to analyze reception, I overlay Peircean models of how signs take on meaning and are interpreted. My analytical process considers signifying parameters (e.g., texts, music, performance, visuals), referred events, and dynamic responses.
I apply this process to analyze the music of the Japanese antinuclear movement post-Fukushima, overlaying findings from interviews with artists and protesters, to describe the methods by which musicians deliver their antinuclear messages. Through writing new lyrics to existing songs, quoting hip-hop classics by Gil Scott-Heron and Public Enemy, performing satirically as electric-power officials, adapting light-hearted matsuri (festival) styles, or using metaphors (e.g., Godzilla), musicians comment on nuclear policy and draw parallels between this movement and World War II, antiwar protests, and African-American struggles.

2) Martin Roberts (Independent Scholar)
Title: THE SMALLEST MUSIC IN THE WORLD: VIDEOGAME SUBCULTURES AND NOSTALGIA FOR THE FUTURE
Abstract:
This paper addresses the emergence over the past decade of a new kind of digital musical object which I call nanomusic. Variously known as 8bit, blip-hop, or chiptune music, these new musical objects originated through the hacking of the sound-cards of vintage console video games produced by companies such as Atari and Nintendo, and were aesthetically inspired by their soundtracks. In recent years, the rapid growth of mobile software development and social networking sites have intensified the production and exchange of such musics, which are today the focus of a thriving subcultural community in the U.S., Europe, and Japan. The paper will consider nanomusic in relation to three main areas: new media histories, including mp3 and other digital music formats, peer-to-peer networking, and mobile technologies; DIY culture, hacking, and subcultural resistance; and recent critiques of the “retromania” of postmodernist media culture. Attention will also be given to questions of aesthetics, notably hybridization with other forms of popular music, and performance at festivals and other live-action venues.

問い合わせ先:安田昌弘(研究活動担当理事)
yasuda_at_kyoto-seika.ac.jp (_at_をアットマークに変えてご送信ください)

2011年第2回関東地区例会

関東地区では、下記の通り研究例会を開催します。

日時:2011年9月10日(土)14:00~17:00
会場:亜細亜大学2号館236教室
アクセス:JR中央線武蔵境駅北口から徒歩12分、または北口からムーバス「境西循環」「境・東小金井線」に乗り「亜細亜大学南門」下車
地図:http://www.asia-u.ac.jp/access/map.html

タイトル:「ポスト・パッケージ時代の音楽活動 ―― ネットレーベル現象から考える」

・谷口文和(企画+司会・亜細亜大学短期大学部)
 趣旨説明:音楽産業の過渡期という観点から
・日高良祐(東京芸術大学大学院)
 ネットレーベルを軸としたコミュニティ意識の形成
・今井晋(東京大学大学院)
 ミュージシャンのコミュニケーション:ネット以前と以後
・樺島榮一郎(相模女子大学)
 各報告へのコメント:コンテンツ産業論の立場から
・トークセッション

企画趣旨
 音楽の流通メディアの中心がCDからインターネットや携帯電話へと移行しつつある現在、「ネットレーベル」と呼ばれる音楽配信のスタイルが注目を集めている。国内外のネットレーベルからはテクノなど電子音楽の作品が次々と発表されており、レーベル内やレーベル間での音楽家の交流も活発に行われている。しかし、レコード会社というかたちをとらない彼らが何故「レーベル」という呼称にこだわるのか。この「レーベル」という語に込められた意味を読み解くには、大手レコード会社のあり方を半ば基準としてきた音楽産業の理解の枠組とは別の視点が必要となるのではないだろうか。
 そこで今回は、音楽家の新たな活動基盤、キャリア形成手段という観点からネットレーベルを取り上げ、そこに形成されるネットワークや価値観、ひいてはそれらを通じて見えてくる音楽産業の成立条件について議論したい。

研究会終了後には懇親会も予定しています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:安田昌弘(研究活動担当理事)
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2011年第3回関西地区例会

関西地区で、研究例会を下記のとおり開催します。(7/7追記:時間と会場が変更になりました。ご注意ください。)

日時: 7月9日(土曜)16時30分開場~19時30分終了
会場: 関西学院大学 大阪梅田キャンパス 14階 1406号室
(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階<受付、TEL06-6485-5611>)
アクセス: 阪急「梅田駅」 茶屋町口改札口より 北へ徒歩5分。
JR「大阪駅」御堂筋出口から徒歩10分、地下鉄御堂筋線「梅田駅」から徒歩7分、「中津駅」から徒歩4分。
地図: http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html

発表1: 「現代の若者のケータイ・コミュニケーション―自己と他者をつなぐ着信メロディー」
発表者: 石井裕子氏 (関西大学大学院社会学研究科マス・コミュニケーション学専攻修士課程修了)
要旨:
本研究は、現代若者の人間関係やコミュニケーションに注目する。とりわけ携帯電話の着信音を使って自己と知人をどのように結びつけているのか、明らかにすることを目的とする。携帯電話のメモリー内で、テーマごとに分類されたグループに着信音を設定する行為(グループ着信音)、特定の個人に着信音を設定する行為(指定着信音)について、焦点をあてる。

発表2: 「ジャマイカのダンスホール音楽にみる「バッドマン」の抵抗と信仰心」
発表者: 二宮健一氏 (神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程)
要旨:
ジャマイカのダンスホール音楽で表象される典型的な男性イメージ「バッドマニズム」は、貧困層の若者による体制への抵抗表現として解釈されてきた。本発表では、「バッドマン」を体現する歌い手がこの国のイデオロギー装置ともいえる教会との間にとり持つ関係を手掛かりとし、「バッドマニズム」の社会的意義を再考する。

研究会終了後には懇親会も予定しています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:安田昌弘(研究活動担当理事)
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2011年第2回関西地区例会

関西地区で、研究例会を下記のとおり開催します。

輪島裕介氏著『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』 書評会
日時: 6月18日(土曜)16時開場~19時終了
会場: 関西学院大学 大阪梅田キャンパス 14階 1402号室
(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階<受付、TEL06-6485-5611>)
アクセス: 阪急「梅田駅」 茶屋町口改札口より 北へ徒歩5分。
JR「大阪駅」御堂筋出口から徒歩10分、地下鉄御堂筋線「梅田駅」から徒歩7分、「中津駅」から徒歩4分。
地図: http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html

著者の輪島裕介氏(大阪大学)ご本人をお迎えしたうえで、細川周平氏(国際日本文化研究センター)と長﨑励朗氏(京都大学大学院博士後期課程・学術振興会特別研究員)のお二人が評者を務めてくださいます。研究会終了後には懇親会も予定しています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:安田昌弘(研究活動担当理事)
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2011年第1回関西例会

関西地区で、研究例会を下記のとおり開催します。

日時:1月29日(土)14時~17時会場:桃山学院大学 大阪本町オフィス セミナー室A
〒541-0052 大阪市中央区安土町3-3-9 田村駒ビル3F
(地下鉄御堂筋線 本町駅 1号出口を東へ50M)
地図:http://www.andrew.ac.jp/work/hommachi.php

福屋利信著『ビートルズ都市論:リヴァプール、ハンブルグ、ロンドン、東京』書評会
評者:小川博司(関西大学)、山口晋(目白大学)

「音楽は、それが発生する背後にある経済及び歴史・文化から決定的な影響を受ける。

ビートルズとて例外ではない。文化不毛の労働者の町であり、奴隷貿易の暗い歴史を持つリヴァプールで生まれたビートルズは、プライドを粉々にされる惨めな修業時代をドイツのハンブルグで過ごし、階級社会ゆえの露骨な蔑視と偏見をぶつけてくるロンドンへの反抗心を活力に成功への階段を上っていった。その軌跡の上で、都市は彼らとその周辺をどう変えたのか。読めば全く新しいビートルズが聴こえる」(「BOOK」データベースより)。

山口大学でアメリカ文学を研究しておられる福屋利信(ふくや・としのぶ)氏をお招きし、『ビートルズ都市論』の書評会を開きます。著者の福屋氏は、ビートルズを題材にした英語のリーディング授業や、ラジオ局でパーソナリティーを担当する等、地元ではユニークな活動で知られている方です。本書は、人物像や音楽性に着目することが多い従来のビートルズ本とは異なり、都市を主人公にしているところに特徴があります。すなわち、リヴァプール、ハンブルク、ロンドン、東京という4つの都市の歴史や背景が、ビートルズにどういう影響を及ぼしていったのかを読み解く内容です。

当日は、社会学、地理学の立場から本書へのコメントをいただき、著者を交えて、ビートルズと都市について、あるいは、ポピュラー音楽を生み出す環境要因について、豊かな議論を交わすことができればと考えています。終了後は、懇親会を予定しています。多くの方の参加を心よりお待ちしております。

問い合わせ先:安田昌弘(研究活動担当理事)
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日本ポピュラー音楽学会/JASPMの活動

ミシシッピ・ブルース・トレイル

ミシシッピ・ブルース・トレイル

日本ポピュラー音楽学会(JASPM)は、ポピュラー音楽に関心を持ち、研究に携わる人々の交流を促進し、その研究の発展に寄与することを目的とする学会です。
1989年に「日本ポピュラー音楽学会準備会」として活動を始めた当学会は、1990年11月に東京芸術大学において設立大会を開催し、「日本ポピュラー音楽学会」として正式に発足しました。以来、毎年、二日間規模の大会を開催し、研究交流の場を設けるとともに、年次総会を開いています。
また、関東、関西、中部の三地区で、それぞれ年に数回、研究例会を開催し、会報「JASPMニューズレター」を年四回発行、学会誌『ポピュラー音楽研究』を年一回発刊するなど、学術研究機関として精力的に活動をおこなっています。現在、個人会員・学生会員あわせて300余名を中心に、団体会員、賛助会員が参加しています。会員の分布は、北海道から沖縄まで全国的な広がりがあり、海外在住者も参加しています。
当学会は、国際ポピュラー音楽学会 The International Association for the Study of Popular Music (略称・IASPM)と連携しており、JASPMとIASPMの両方に参加している会員によって、JASPM国際委員会/IASPM日本支部が運営されています。IASPMは、1997年7月に日本(金沢)大会を開催し、欧米を中心に多数のポピュラー音楽研究者が来日しました。IASPMに関心をお持ちの方は、JASPM国際委員会から資料の提供を受けることができます。