Japanese Association for Studying Popular Music

2011年第1回関西例会

関西地区で、研究例会を下記のとおり開催します。

日時:1月29日(土)14時~17時会場:桃山学院大学 大阪本町オフィス セミナー室A
〒541-0052 大阪市中央区安土町3-3-9 田村駒ビル3F
(地下鉄御堂筋線 本町駅 1号出口を東へ50M)
地図:http://www.andrew.ac.jp/work/hommachi.php

福屋利信著『ビートルズ都市論:リヴァプール、ハンブルグ、ロンドン、東京』書評会
評者:小川博司(関西大学)、山口晋(目白大学)

「音楽は、それが発生する背後にある経済及び歴史・文化から決定的な影響を受ける。

ビートルズとて例外ではない。文化不毛の労働者の町であり、奴隷貿易の暗い歴史を持つリヴァプールで生まれたビートルズは、プライドを粉々にされる惨めな修業時代をドイツのハンブルグで過ごし、階級社会ゆえの露骨な蔑視と偏見をぶつけてくるロンドンへの反抗心を活力に成功への階段を上っていった。その軌跡の上で、都市は彼らとその周辺をどう変えたのか。読めば全く新しいビートルズが聴こえる」(「BOOK」データベースより)。

山口大学でアメリカ文学を研究しておられる福屋利信(ふくや・としのぶ)氏をお招きし、『ビートルズ都市論』の書評会を開きます。著者の福屋氏は、ビートルズを題材にした英語のリーディング授業や、ラジオ局でパーソナリティーを担当する等、地元ではユニークな活動で知られている方です。本書は、人物像や音楽性に着目することが多い従来のビートルズ本とは異なり、都市を主人公にしているところに特徴があります。すなわち、リヴァプール、ハンブルク、ロンドン、東京という4つの都市の歴史や背景が、ビートルズにどういう影響を及ぼしていったのかを読み解く内容です。

当日は、社会学、地理学の立場から本書へのコメントをいただき、著者を交えて、ビートルズと都市について、あるいは、ポピュラー音楽を生み出す環境要因について、豊かな議論を交わすことができればと考えています。終了後は、懇親会を予定しています。多くの方の参加を心よりお待ちしております。

問い合わせ先:安田昌弘(研究活動担当理事)
yasuda_at_kyoto-seika.ac.jp (_at_をアットマークに変えてご送信ください)